こんにちは!
株式会社雄和です。
事務所を茨城県龍ケ崎市に構え、関東一円で鉄筋工事のプロフェッショナルとして活動する建設業者です。
今回は、鉄筋工事において重要な役割を果たす継手について、その概要や必要性、注意点などをご紹介します。
鉄筋工事に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
鉄筋工事に使われる継手とは
鉄筋工事とは、コンクリートの中に鉄筋を組み込んで強度や耐久性を高める工法です。
鉄筋は、工場で一定の長さに切断された定尺物として現場に搬入されます。
しかし、柱や梁などの部材に必要な鉄筋の長さは定尺よりも長い場合が多く、また上下階の柱の鉄筋同士を接合する必要もあります。
そこで、鉄筋同士をつなぎ合わせる方法が継手です。
継手には、重ね継手、ガス圧接継手、溶接継手、機械式継手などがあります。
鉄筋工事で継手を使う理由
鉄筋工事で継手を使う理由は、主に以下の二つです。
長さを調整するため
コンクリート部材の中で端から端までつながった長い鉄筋が必要な場合、定尺よりも長い鉄筋を作るために継手を使います。
また、上下階の柱の鉄筋同士をつなぐためにも継手を使います。
強度を確保するため
鉄筋コンクリート構造では、鉄筋は引っ張り方向に耐える力を大きく期待されています。
そのため、継手部は鉄筋に加わる引っ張り方向の力を十分に伝える必要があるのです。
また、継手部の位置や数も構造計算に基づいて決められます。
鉄筋工事で継手を使う際に注意すべきこと
鉄筋工事で継手を使う際には、以下のようなことに注意する必要があります。
継手の種類や方法を適切に選択すること
継手の種類や方法は、現場の条件や設計要求に応じて適切に選択する必要があります。
例えば、ガス圧接継手は火気を使用するため、火気使用禁止区域では使えません。
また、溶接継手は溶接技術や検査技術が必要です。
機械式継手は施工性や品質安定性が高いですが、コストが高い場合もあります。
継手部の品質管理を徹底すること
継手部の品質管理は、鉄筋コンクリート構造の安全性に直結する重要な作業です。
各種の鉄筋継手工法において、「鉄筋継手工事標準仕様書」に基づいて施工計画を作成し、技量資格者が施工し、自主検査と受入検査を行う必要があります。
継手部の保護や管理を行うこと
継手部はコンクリート打設前や打設中に傷ついたり動いたりしないように保護や管理を行う必要があります。
また、コンクリート打設後も、継手部がコンクリートから露出しないように注意する必要があります。
以上、鉄筋工事に欠かせない継手についてご紹介いたしました。
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私たちは関東一円で鉄筋工事を行っている株式会社雄和です。
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ぜひお気軽にご応募ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。