一流の鉄筋工になるための学び方！

こんにちは！株式会社雄和です。
茨城県龍ケ崎市に本拠地を持ち、関東一円の鉄筋工事を手掛けている建設業者です。
今回は、一流の鉄筋工になるために必要なスキルや資格についてお話ししたいと思います。
鉄筋工は、建物やインフラの強度や耐久性を支える重要な職種です。
どのように学び、成長していくのでしょうか。
ぜひ最後までご覧ください。

鉄筋工とは？仕事内容や役割を知ろう

青い作業着・鉄筋工
鉄筋工とは、鉄筋コンクリート造の建物や構造物に必要な鉄筋を組み立てたり、加工したり、設置したりする職人のことです。
鉄筋は、コンクリートの圧縮力に対する引っ張り力を補強する役割を果たし、地震や風などの外力に耐えられるようにします。
鉄筋工は、図面や仕様書をもとに、鉄筋の種類や太さ、形状、数などを選定し、ハッカーという工具で縛ったり、溶接したりして組み上げていくのです。
また、型枠というコンクリートの型を作り、その中に鉄筋を配置し、コンクリートを流し込んで固めます。
このようにして、基礎や柱や梁や壁などの躯体が作られていきます。
鉄筋工は、建物やインフラの安全性や品質に直結する重要な仕事です。
そのため、正確さやスピードだけでなく、現場の指示や他の職種との連携も求められます。
また、一日中外で身体を動かすことが多いため、体力も必要です。

鉄筋工に必要な資格は？

鉄筋工になるために必須の資格はありません。
未経験者でも採用されることが多く、実務を通して技術を身に付けていくことができます。
しかし、資格を持っていることで技能や知識が認められたり、昇進や昇給のチャンスが増えたりするメリットもあるのです。
ここでは、鉄筋工に役立つ資格をいくつか紹介します。

鉄筋施工技能士

鉄筋施工技能士は、国家資格であり、鉄筋工事の施工に必要な技能を認定する資格です。
1級～3級まであります。
試験は「鉄筋組み立て作業」と「鉄筋施工図作成作業」から選択可能です。
この資格を持っていると施主や発注者から信頼されたり、職長や管理職になるための条件になったりします。

登録鉄筋基幹技能者

登録鉄筋基幹技能者は、国土交通大臣登録制度による資格であり、鉄筋工事の施工管理や工程管理などのマネジメント能力を有する者として認められる資格です。
一級鉄筋施工技能士と職長教育等修了証を持ち、一定の実務経験があれば受講できます。
この資格を持っていると上級職長として認定されたり、工事の計画や管理業務を任されたりします。

鉄筋工になるためには？学び方や就職方法を解説

鉄筋工になるためには、まずは建設業界に興味を持ち、鉄筋工事を行っている会社に応募することが一番の近道です。
未経験者でも採用されることが多く、先輩や職長から指導を受けながら実務を通して技術を身に付けていくことができます。
もし、事前に学びたいという方は、建設業界に関する情報をインターネットや書籍などで調べてみることもおすすめです。